ルイ・ヴィトンを知る旅へ

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あなたは、ルイ・ヴィトンといえば、どんなイメージをお持ちだろうか。
やたら値段の高いカバンのイメージ?
ルイ・ヴィトンといえば、知らない人を見つけるのが難しいほどの知名度の老舗高級ブランド。

この展覧会では、1854年から現在にいたるまでの、旅行とともに歩んできたルイ・ヴィトンの歴史をみることができる。

場所は紀尾井町
Google マップ

上智大学の裏手に特設会場が設置されています。

派手な外観の特設会場と、派手なシトロエンのクルマが置いてあるのですぐわかるはず。
時間は20時までで、入場無料。
さくさく見れば1時間ほどで最後まで回れます。
一応入場カードみたいなのを書かされるようなので、オンライン予約していった方がいいっぽい。
また、大きい荷物やリュックとか背負うタイプの荷物は持ち込めないので、フロントで預かってもらうシステム。
小さめ荷物で行くほうが気楽でいいかも。


無事に入場して最初に展示されているのは、1906年制作のトランク。
初期代表作として、110年前のものがでてくるって、だいぶ普通じゃないですよね。
ほかとは一線を画すブランドっていうのを感じさせられるオープニングです。

会場内には、様々な用途のトランクやボストンバック、スティーマーバッグ、キャンバスバッグが展示されいるほか、
創業者一族のコレクション、
時代時代のワンピースや帽子、靴などの服飾品のコレクション、
コムデギャルソンや川久保玲草間彌生とのコラボレーションバッグ、
エンブレムのスケッチ、
出荷用タグ、
当時の広告カードなどなど…
こんなものまで作ってるの?
こんなものまで持ち運ぶ用のトランクがあるの?
こんな人が使ってたの?
庶民にはビックリしちゃうような、いろんなものが展示されています。

やっぱりまじまじと観察してわかることも多くて、
たとえば、さきほど挙げた1906年制作のトランク、代表的なあのモノグラム柄が施されている。
これを手書きしてた事実も、実際にみないとわからないことでした。
110年前、まだタイプライターを打っていた時代。キャンバス地に印刷する技術なんてないわけですね。
油絵の具っぽいものでひとつひとつの柄が手書きされてる。
よくよく考えれば当たり前なんですけど、今の時代にとっては当たり前じゃないことだから、すごく新鮮に感じる。


私は平日の19時以降に行きましたが、
会場にはほとんど30代以上、40歳オーバーくらいの人がいちばん多かったと思います。
「実際にルイ・ヴィトンを持つことができる」ひとたちなんだろうなぁと邪推。

ただ、若いからといって邪険にされるようなことは全然ない
社員の方々もたくさんいらっしゃいましたが、差別もされなかったし、
案内もちゃんとしてもらえたし困ったことも特になかったです、
こっちも非常識な態度をとらないよう最低限気をつけたのは大前提ですが。

以前メゾン・エルメスに行った時も思いましたけど、
彼らは自分たちが知名度の高いブランドの社員であり、人から見られていることをよく理解していると感じます。
ブランドの品位を落とさないために、美しく、清潔に、品行方正にしている。
そういう、未来のルイ・ヴィトンの価値のために努力しているところを実際に見て感じられました。


世の中でルイ・ヴィトンが価値あるものとして、最高峰に君臨している理由を少し理解できる、良い展覧会です。

6/19まで!ぜひ足を運んでみてください。

 

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